2017年04月12日

はじめてのお仕事

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はじめてのお仕事、、。

まるで”はじめてのお使い”みたいですが

わたしが仕事をして何かいただいた、、的な経験をしたのは

未就学児童の時でした。


年齢ははっきり覚えていないのですが

たぶん3〜5歳の頃。


このお話たぶん以前書いたような気がしますが、
お読みになった方はご勘弁を。


母の自転車の荷台にのって
スーパーマーケットから帰ろうとしたとき。

母が買い物をしわすれたものがあるといって
そこに私をのこしてお店に戻ってゆきました。


そのとき何か考え事をしながら、独り言をつぶやきながら
歩いていたおじさんが目に入り

いつものように(知らない人なのですけれど)
「こんにちは!」と
挨拶したところまでは覚えているのですが

はっと気がついたら
おじさんが目をまんまるくして
わたしを見つめているところ。

「そっか。そうすればいいんだな!! ありがとう。」と
おじさんが言ったかと思うと

「ちょっと待ってて。ぜったいそこにいてね。」
との言葉をのこして
さーっとお店の方に戻ってゆきました。

すると少しして母が戻ってきて
帰ろうとするので

「おじさんが 待っててていうからもうちょっと待ってて。」と
お願いしました。

母にはなんのことやらちっともわからなかったようなのですが
一応少しだけ待っていてくれることに。


するとおじさんが息をきらしながらもどってきて
「これあげる!」と
大きなお菓子の箱をくれたのです。

母が「けっこうです」と
気味悪がって拒否したのですが

「これはあんたに あげるんじゃない。
この子にあげるんだ。
ありがとう。助かったよ。」
と、言って去って行きました。


わたしが記憶にない間に
なにかおじさんに言ったことは
なんとなく判っているのですが
何を言ったのかはまったく覚えていません。

なんとなくおじさんが頭の中で考えている内容について
こうすればいいのになぁ〜的なことを
考えていたな、、ですとか、

とってもあったかい大きな光みたいなものと
一緒に居た感じはするんですけれど
それすら曖昧です。


そんなことで
家に帰って箱をあけてみると
マドレーヌが3列はいってました。
お店で一番大きな箱。

ふだんそんなにお菓子を食べることは許されていなかったので
その記憶だけでつなぎ止められている
貴重な子供の頃の思い出です。


対価というと変ですが
はじめてのお仕事、、と言えるのかなぁと思います。
posted by 明日処 at 15:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする